外交部の趙立堅報道官は15日、インドネシアで新型コロナウイルスの感染状況が悪化を続けていることについて、「中国側はインドネシアと緊密に意思疎通し、各種協力に取り組み、インドネシアが早急に感染症に打ち勝てるよう支えたい」と述べた。
インドネシア国家防災庁が14日に発表した感染症関連データによると、インドネシアの13日の感染者数は過去最大の5万4517人にのぼり、死者は991人だった。この2つの数値は東南アジア諸国のうち最高値となった。
趙氏は同日の定例会見で、関連する質問に対して「中国とインドネシアは発展中の大国として、新型コロナウイルスの感染対策をめぐる国際協力の先頭に立ち続けている。王毅国務委員兼外交部長は先月上旬、インドネシアの対中協力担当者で統括部長のルフト氏と、両国のハイレベル対話協力メカニズムの第1回会合を開き、感染対策と公衆衛生の協力で重要な共通認識を形成した」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月16日