米空軍のステルス戦闘機「F-22ラプター」25機がこのほど、グアム島及び周辺地域に勢揃いし、大規模合同空戦演習「パシフィックアイロン」の展開に備えている。これは米空軍にとってラプター派遣規模が最大の演習になる。米サイトが伝えた。『環球日報』が伝えた。
軍事観測筋は、次のように分析・判断している。
今回のF-22大規模派遣は、米軍が中国のJ-20とF-22を同レベル(性能、品質、戦闘力)と認識していることを反映している。多くのF-22を集結させなければ、米空軍はJ-20と対抗する自信と度胸を持てない。最新のF-35戦闘機ではこの重責を担えない。また海外メディアの報道によると、「パシフィックアイロン2021」は重点的に、米空中勢力の西太平洋の島嶼の空港における分散的な配備に注目する。これは最先端のF-22の西太平洋地域における生存能力について、米軍が同じく自信を持っていないことを示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月20日