米国は次の4点に取り組め=外交部

米国は次の4点に取り組め=外交部。自身の感染対策の失敗の責任から逃れ、他国を中傷し圧力をかける政治目的を達成するため、米国は感染症を政治利用し、ウイルスの汚名を着せ、起源解明を道具とし、嘘と中傷と脅迫を基準として守っている…

タグ:ウイルス 政治化 起源 解明

発信時間:2021-08-02 10:24:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 外交部の趙立堅報道官は30日、定例会見を開いた。


 CCTVの記者からは、「米国側の一部の政治家は最近、起源解明の問題の政治利用を続け、中国を対象とするウイルス起源解明を強行推進しているが、米国自身の早期感染者及び生物実験室の重なる疑惑については言及を避けている。中国側はこれにどう論評するか」という質問があった。趙氏は次のように回答した。


 自身の感染対策の失敗の責任から逃れ、他国を中傷し圧力をかける政治目的を達成するため、米国は感染症を政治利用し、ウイルスの汚名を着せ、起源解明を道具とし、嘘と中傷と脅迫を基準として守っている。事実、科学、正義をまったく尊重していない。人類の感染症との戦いの歴史には、必ず米国のこの醜いページが記されることだろう。


 他国を中傷しても自身の潔白を証明できない。米国が本当に「透明で責任感がある」ならば、次の4点から取り組んでいただきたい。


 まず、米国は早期感染者のデータを発表し、検査すべきだ。バージニア州で2019年7月に原因不明の呼吸器疾患が発生し、ウィスコンシン州で大規模な「電子タバコ疾患」が流行した。フォート・デトリック付近の2軒の老人福祉施設では、原因不明の肺炎を引き起こす呼吸器疾患が見られた。メリーランド州は2019年9月、「電子タバコ」の患者数が倍増したと報告した。アメリカ疾病予防管理センターの所長は昨年、死因はインフルエンザと誤診された米国人の死後の診断により、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを認めた。米国は上述したこれらの患者の血清検体のPCR検査と抗体検査を行うべきだ。これらの感染者のうち新型コロナウイルスの感染者はどの程度いたのだろうか。


 次に、米国は世界保健機関(WHO)の専門家をフォート・デトリック及び米国の海外における200以上の生物実験室の調査に招待するべきだ。特にフォート・デトリックは米国の生物軍事活動の大本営であり、アメリカ陸軍感染症医学研究所が最も主要な実体だ。国際社会及び米国人はフォート・デトリックの関連活動の非合法性、不透明性、危険性に早くから懸念を抱いている。同研究所は長期的にコロナウイルスの研究と改造に従事しており、2019年に深刻な安全事故が発生してから閉鎖された。その後、米国の国内で新型コロナウイルス感染症と症状が似た疾病が流行した。これらの問題について、米国側は国際社会及び米国人に説明したことがない。


 それから、米国はWHOの専門家をノースカロライナ大学の調査に招くべきだ。米国は武漢ウイルス研究所が展開するコロナウイルスの研究が新型コロナウイルスを発生させたと中傷しているが、実際には米国こそが世界の同研究の最大の資金援助者、実施者だ。特にノースカロライナ大学のバリック氏のチームは同研究の権威であり、以前からコロナを合成・改造する極めて成熟した能力を持っていた。バリック氏のチームとその実験室を調査すれば、コロナウイルスの研究が新型コロナウイルスを発生させたか、発生させることはあるかを完全にはっきりさせることができる。


 最後に、米国は武漢世界軍人運動会に参加した米軍人の感染者データを公表するべきだ。米国は2019年10月に300人以上を同運動会に派遣したが、そのうち新型コロナウイルスに似た症状の出た者はいないだろうか。報道にあった数人の米軍人選手は何の病気だったのか。症例を早急に公開するべきだ。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月2日

 

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