【新華社ビエンチャン8月15日】ラオスのパンカム首相は13日、首都ビエンチャンで取材に応じ、新型コロナウイルスの発生源調査に政治的要素を加えるべきではないと述べた。
パンカム氏は、新型コロナ発生源調査の問題を政治化することは非人道的であり、各国の科学者が共に努力して感染症が発生した原因を突き止めなければならないと指摘。「われわれは事実を知ることで初めて問題が解決できる。真相が分からないまま責任を転嫁するだけでは、最終的に感染症に打ち勝つことはできない」と述べた。
新型コロナウイルスの変異株が複数出現し、特にデルタ株の感染力が明らかに強いことに触れ、「ウイルスの発生源調査であれ、変異株発生の原因究明であれ、いずれも科学を基礎とすべきであり、政治的要素を加えるべきではない」と述べた。
「新華網日本語版」2021年8月15日