「小奇跡」の1歳の誕生日にビデオメッセージを寄せる秦大使(在米国中国大使館より) |
ワシントン・スミソニアン国立動物園のジャイアントパンダ「小奇跡(シャオチージー)」が現地時間21日、1歳の誕生日を迎えた。スミソニアン国立動物園では、「小奇跡」の誕生日を祝ってイベントが開かれた。中国の秦剛駐米大使はビデオメッセージで祝意を伝え、プレゼントを贈った。
「小奇跡」は2020年8月21日にスミソニアン国立動物園で雄のパンダ「添添(ティエンティエン)」と雌のパンダ「美香(メイシャン)」の間に生まれた。「小奇跡」という名は、動物園がネットで全米から名前を公募してつけた。動物園側は、「『小奇跡』の誕生は新型コロナウイルスのパンデミックに苦しむ世界に喜びの時をもたらした」としている。
秦大使は、「1年前、パンデミックの最中に誕生した『小奇跡』がすくすくと成長し、困難な時にあって私達に喜びと希望をもたらしたことは奇跡と言えるだろう。中米両国民が関心を寄せる中、この1年で、『小奇跡』は小さな赤ちゃんパンダから健康で活発なパンダへと成長し、少し前には一般公開されて市民との初対面も果たした」と指摘。
「私達は『小奇跡』の成長の一歩一歩を目の当たりにし、共有することで、ワクワクし、勇気づけられてきた。『小奇跡』の誕生と成長は中米両国民間の交流に新たな彩りを添えた。この特別な日に、『小奇跡』が健康で幸せに成長し、奇跡を紡ぎ続けることを祈る」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年8月23日