中共中央宣伝部は26日に文献「中国共産党の歴史の使命と行動の価値」を発表し、会見を開き関連状況を紹介した。
中央宣伝部の日常業務を担当する王暁暉副部長は、「文化は中国共産党を認識し理解する良き、重要な角度だ。中国共産党は崇高なる文化の使命を担う政党だ。中国共産党は中国の先進文化を発揚しけん引する者であり、中華優秀伝統文化を伝承し発揚する者だ」と指摘した。
王氏は、「中華優秀伝統文化には豊富な哲学思想、人文精神、道徳理念、国政運営の智慧が含まれる。優秀伝統文化は中華民族の繁栄と発展、生々流転の重要な滋養であり、中国共産党の最も貴重な精神の富と言うべきだ。ここでの中華優秀伝統文化とは、儒家思想の科学、合理、進歩の部分を含む」との観点を示した。
実際に中国共産党と中国の特色ある社会主義はいずれも、中華文化の沃土に根ざしている。いずれもマルクス主義と中国の実情及び中国優秀伝統文化との結合の産物だ。歴史的に見ると、中国共産党は終始マルクス主義の思想の真髄と中華優秀伝統文化の独特な精神の特質との融合により、中国におけるマルクス主義の中国化に深く分厚い民族文化の基礎を持たせることを終始重視し、これに長けている。
王氏は、「私は、これは社会主義とマルクス主義が中国という古い大地で根を張り、花開き、実を結んだ重要な理由でもあると考える。まさに独特な文化と伝統、独特な歴史と運命、独特な基本的国情が今日の中国共産党を生み、中国の特徴に合致した独特な発展の道を生んだ」と述べた。
王氏は、「未来の征途において、中国は創造的転化、革新的発展の原則を堅持し、恭しい態度で中華優秀伝統文化の滋養を吸収する。同時に中国はまた積極的に人類文明のすべての優秀な成果を学習し参考にし、党と国家事業の発展に絶えず新たな原動力を添え、重要な思想の保証を提供する」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月26日