習近平国家主席は8月27日、マラウイのチャクウェラ大統領と電話会談を行いました。
習主席は「中国とマラウイの関係は、国交正常化以降、急速かつ健全に発展しており、双方は手を携えて新型コロナウイルス感染症と戦い、実務協力を着実に推進している。中国が援助するワクチンが積極的な役割を果たすよう望んでいる」としたうえで、「中国はマラウイの経済と社会の発展にできる限りの支援と援助を提供していきたい」との立場を表明しました。
これに対し、チャクウェラ大統領は「改めて中国共産党創立100周年を祝い、貧困問題の解決における中国の歴史的な成果を祝いたい」としたうえで、「中国側が新型コロナウイルス感染症への対応において貴重な援助を提供してくれたことに感謝する。中国側の投資と協力はマラウイの発展を後押ししている。マラウイは『一つの中国』の政策を断固として守り、人権問題の名を借りた他国への内政干渉に反対し、ウイルスのトレーサビリティ問題を政治化することに反対している」と強調しました。(hj 謙)
「中国国際放送局日本語版」より 2021年8月28日