480万人の児童が感染、米国は反省せよ

480万人の児童が感染、米国は反省せよ。AAPがこのほど発表した最新の報告書によると、8月26日までの1週間内に米国の20万4000人の児童が感染し、同週の全米で報告された感染者の22.4%を占めた…

タグ:コロナ 感染者 児童 起源

発信時間:2021-09-08 09:52:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 英字紙「チャイナデーリー」ウェブ版は6日、「480万人の児童が感染、米国は反省せよ」と題した社説を掲載した。内容は下記の通り。

 

 米国小児科学会(AAP)のデータによると、昨年4月以降、米国の480万人の児童が新型コロナウイルスに感染しており、米国の記録されているすべての感染者の15%を占めている。AAPがこのほど発表した最新の報告書によると、8月26日までの1週間内に米国の20万4000人の児童が感染し、同週の全米で報告された感染者の22.4%を占めた。報告書によると、児童の感染者数が昨冬の米国の感染者激増時の水準に達したのは2週連続だ。


 これは世界で最もハイレベルな医学と科学を擁する米国にとっては恥ずべきことだ。世界で感染者数と死者数が最も多く、米政府は感染対策の失敗について自国民に謝罪するべきだ。

 

 米国の政治家はこれほど多くの児童の苦境に心を痛めるべきだ。彼らがウイルス感染の危険にさらされているからだ。

 

 米国の意思決定者は当初より感染症の潜在的な結果について十分に警戒していたのだろうか。感染拡大を予防・抑制する十分な資源を動員したのだろうか。中国中傷及びウイルス起源解明の政治利用という間違った観念から脱し、自国民及び世界のその他の地域の人々がウイルスから逃れられるよう努力しただろうか。

 

 米国がウイルス感染拡大防止に成功していれば一つの見本になり、新型コロナウイルス対策の正しい道を歩むよう世界のその他の国を励ましただろう。多くの人の命が救われ、世界経済もこれほど深刻な影響を受けなかっただろう。

 

 米政府が感染対策のミスを真剣に反省すべき時が来た。米国の意思決定者は閉じた両目を開くべきだ。彼らが現在の世界に誤解を抱かせ続けており、かつ中国などのその他の主要経済体と接触する際に間違った認識にこだわっているからだ。

 

 世界は現在、国際的な団結を必要としている。団結できれば、全世界の資源を集めウイルスと戦うことができる。米国はこの団結によって初めて自身の感染対策の不足を補えることを認識するべきだ。

 

 これこそが、世界が最終的にウイルスに打ち勝つための希望だ。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月8日

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