中国外交部は24日、「米国が香港問題に干渉し、反中乱港(中国に反対し香港を乱す)勢力を支持する事実リスト」を発表しました。外交部駐香港特別行政区特派員公署の報道官は、「中国がリストを発表したのは、米国による先ごろの、香港についての『ビジネスリスクの警告』を発表し、中国政府の駐香港機関の関係者を制裁するという“いじめ行為”に強力に反撃し、米国が長年国際関係の基本準則に背き、香港問題と中国内政に干渉し、香港の繁栄と安定を破壊することを告発・批判し、すべての外部の干渉勢力と反中乱港勢力に警告するためだ。中国は国家主権と安全、発展の利益を守り、香港の繁栄を擁護する揺るぎない決意と意志、強い能力を示した」と述べました。
同報道官は、「このリストは、米国による、香港問題に干渉し香港の繁栄と安定を破壊する行為の『罪状録』だ。リストは2019年に逃亡犯条例改正案をめぐる騒ぎが発生して以来の、米国による香港に関する法案をでっちあげ、横暴な制裁強行、香港事情についての中傷、反中乱港勢力への擁護や支持、仲間を集めての香港問題への干渉などの、香港問題に介入し、中国内政に干渉する米国のさまざまな悪行を系統的に整理したものだ」と説明しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年9月25日