中国代表が人権理事会で共同発言、英国の深刻な人権問題を指摘

中国代表が人権理事会で共同発言、英国の深刻な人権問題を指摘。

タグ:人権問題

発信時間:2021-09-25 17:22:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国連ジュネーブ事務局駐在中国団の蒋端公使は24日、国連人権理事会第48回会議の場で、ロシア、ベラルーシ、朝鮮、エリトリア、南スーダン、ベネズエラなど近しい観点を持つ国を代表して共同発言を行い、「イギリスは自身が抱える人権問題を正視し、人権の政治利用はやめるように」と促しました。


 共同発言は、「われわれはイギリスの人権状況に対して関心を持っている。イギリスの制度的種族主義と人種差別は根が深く、ヘイトスピーチや敵対心理に関連する暴力行為がますます激しくなり、少数民族の生活状況は悪化し続けている。イギリスの貧困問題は深刻で、5歳以下の子供の3分の1が貧困状態にある」と指摘しました。


 また、「イギリスは他国に軍事干渉し、多くの市民が死傷する事態を引き起こし、他国の経済や社会発展を深刻に破壊している。イギリスの軍人は海外での軍事行動によって無辜の人々を無差別に殺害し、残虐な刑罰を行い、重大な罪を犯しているに関わらず、イギリス政府に保護されている。イギリスはさらに、一方的な強制措置を実施して、他国民の人権を深刻に損なっている」としました。


 共同発言ではまた、「イギリスは自分たちの人権侵害を無視しているが、植民地主義に夢中になり、デマを飛ばし、他国の内政に干渉し、自身の政治目的に利用している。イギリス政府は自身が抱える問題を正視し、人権侵害と人権の政治利用をただちにやめるべきだ。人権理事会や関連機関には、イギリスの人権侵害問題に注目し続け、必要な措置を取り、誤りを正すよう求める」と呼びかけられました。


 「中国国際放送局日本語版」2021年9月25日


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