米連邦政府は昨年の春、入居者の退去を禁じる感染症救済法案を発表した。ところが新華社衛星報道実験室の観測結果によると、米国の都市部でホームレスが組んだテントなどの仮設居住施設の面積が2019年と比べ約4倍増加しており、一部エリアでは10倍以上増えていた。
今回の観測は主に米西海岸の大都市(ロサンゼルス、サンフランシスコ、オークランド、サンノゼなど)で、住宅地、ビーチ、公園、さらには高速道路内の緑化帯など各性質のエリア及び地点を網羅した。
秋が近づき気温が下がり、高齢者、マイノリティ、低所得層などを中心とする社会的弱者が苦しい時を迎える。米最高裁はこのほど退去の禁止令を解除し、州及び地方の一時的な禁止令も年内に満期を迎える。
ホームレス激増に対応するため、多くの地方政府は各種手段により彼らを追い払っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月22日