「2021年度北京香山フォーラム専門家テレビ会議」が25、26両日に北京香山頤和賓館で開催される。同会議には、米国やロシア、フランス、英国、インドなど20近くの国と国際機関から専門家や学者が参加する。新華社が伝えた。
第10回北京香山フォーラムは、新型コロナウイルスのパンデミックが続いた影響で再び延期。北京香山フォーラム事務局は、今年もテレビ会議の形式で専門家シンポジウムを開催することとした。今年の会議は「協力・ウィンウィンの堅持、グローバル安全保障ガバナンスの推進」をテーマに、「大国間関係とアジア太平洋の安全保障」、「多国間主義と国際体制」、「国際安全保障における中小国の役割」、「アフガニスタン情勢の地域安全保障への影響」、「戦略的安定性:苦境と活路」、「パンデミック下の国際安全保障協力」の計6議題を設けた。
今回の専門家テレビ会議は、国内外の専門家や学者が参加するテーマ別学術会議となっている。パンデミックと複雑に変化する国際情勢を背景に、協力・ウィンウィンの理念を堅持し、国際安全保障上の焦点となる問題について深く議論し、世界の安全保障上の試練に力を合わせて対処し、世界の平和と安定を共同で維持するために知恵を出し、貢献することを旨としている。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年10月21日