中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)は、党の第20回全国代表大会(党大会)を2022年下半期に北京で開催することを決定しました。中国共産党中央は最近、『第20回党大会代表選挙管理事務に関する通知』を印刷・配布し、第20回党大会代表選挙管理事務について全面的な手はずを整えました。これをめぐり、中央組織部はこのほど会議を開き、具体的な手配を行いました。
第20回党大会は、中国共産党が社会主義現代化国家を全面的に建設し、第二の百年奮闘目標に向けて新たな道のりを進む重要な時期に開かれる極めて重要な代表大会であり、党と国家の政治生活における一大イベントです。第20回党大会代表選挙を入念に行うことは、大会を立派に開催するための重要な基礎となります。党中央は、第20回党大会代表の定員を全国38の選挙機関から選出される合計2300人にすることを確定したとのことです。
さらに、党中央は、第20回党大会の代表には共産党員の中の優秀な人材が選ばれるべきだと提起しました。第20回党大会代表選挙は末端からの推薦意見を取り上げ、上層部の意見も合わせながら、十分な検討を経て段階的に選出するという方法で行われます。また、候補者の数を定員数より15%多くすることで、競争選挙の方式が取られます。
党中央は、今回の選挙管理事務について、綿密に準備し、高い政治的責任感と厳格な姿勢をもって、着実に行うことを強調しています。なお、第20回党大会代表選挙は来年6月末まで行われるというこいとです。
「中国国際放送局日本語版」2021年11月20日