外交部の趙立堅報道官は19日の定例記者会見で、ロシアのプーチン大統領が対中関係の発展を高く重視していることを積極的に評価しました。趙報道官は「両国は共に外交を優先する方向性である。中国とロシアの関係は壊されることはなく、圧力をかけても崩れない真のパートナーである」と良好な中露関係を強調しました。
報道によりますと、プーチン大統領は18日、ロシア外務省の関係会議で、中露関係を高く評価し、「ロシアと中国の全面的な戦略協力パートナーシップは21世紀の国家間の効率的な協力モデルとも言える。すべての国が露中関係のスムーズな発展を喜ばしく思うわけではないが、ロシアは政治や経済などの分野において中国と協力を強化し、国際的な協力を深化させ、両国を離間・分化させようとする企みに共に対応していく」と述べたということです。
趙報道官は両国関係に対するプーチン大統領の積極的な態度表明を高く評価したうえで、「双方は引き続き『四つの互いに断固として支持』という共通認識を守り、新時代における中露関係の戦略的内容を豊かに拡大し、共にイデオロギーや歴史・文化の相違を超えた新たな大国関係を確立し、人類運命共同体の構築を推進していく」と表明しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年11月20日