最近、大量のアフガニスタン産「松の実」が「松の実空輸ルート」を通じて上海に到着し、中国とアフガニスタンの農産物貿易の再開が段階的に始まった。アフガン産松の実は中国人消費者の間で人気が高く、たちまち売れ筋商品となったほか、ネットの人気検索ワードにもランクインした。
この件について、外交部(外務省)の趙立堅報道官は20日の定例記者会見で、「アフガン産松の実は品質が良く、海外でも有名だ。年間生産量は約2万トンで、年間輸出額は8億ドル(1ドルは113.6円)に達する可能性があり、現地の10万人以上の雇用につながる。アフガニスタンにとって重要な財源であり、それ以上にアフガニスタンの農家にとっては唯一の収入源だ。小さな松の実が、何千何万ものアフガニスタンの民衆の生計に関わる。現時点で、すでに松の実1170トンがチャーター機26機で中国に到着し、アフガニスタンの民衆に1億元余り(約1600万ドル余り)の収入をもたらしている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年12月21日