習近平国家主席とマルタのジョージ・ヴェラ大統領は1月31日、両国の国交樹立50周年を祝って祝電を交わしました。
習主席は祝電の中で、「中国とマルタは半世紀にわたり、国際情勢の変化にもかかわらず、一貫して友好的に交流しあい、互いに助け合い、互いの核心的利益と重大な関心事にかかわる問題でしっかりと支持し合ってきた。現在、両国関係が日増しに深まり、感染症の対策において力を合わせて著しい成果を上げてきたことは両国民の深い友情をはっきりと示している」と述べた上で、「国交樹立50周年を契機として、ヴェラ大統領と共に伝統的な友情を深め、二国間および多国間協力を拡大し、中国とマルタの関係が絶えずより多くの成果を収め、両国と両国民に幸福をもたらすよう推進していきたい」との考えを示しました。
ヴェラ大統領は、「国交正常化以来50年間、マルタと中国の関係は一貫して高いレベルの発展を維持し、実り多い成果を収め、両国民に恩恵をもたらしてきた。マルタは今後も引き続きEUが中国との協力を強化し、マルタと中国との伝統的な友好関係に新たな活力を注入していくことを支持する」と述べました。
同日、李克強総理とマルタのロベルト・アベラ首相も祝電を交わしました。李総理は「マルタ側と共に、国交樹立50周年を新たな出発点として、政治的な信頼関係を揺るぎないものとし、互恵協力を深め、人的・文化的交流を増進させ、両国関係を新たな段階に進めるよう促していきたい」と述べました。一方、アベラ首相は、「マルタは引き続きEUで建設的な役割を果たし、安定の維持と協力の促進に取り組み、マルタと中国の友好関係が絶えず深まり、より大きく発展していくよう推進していく」と表明しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年2月1日