1月以降、各地の政府活動報告が次々と発表されている。全国GDPランキングでトップ4の広東省、江蘇省、山東省、浙江省の政府活動報告が注目されている。
データによると、広東省のGDPは昨年12兆元を突破し、全国一となった。江蘇省は11兆6000億元で猛追し2位。山東省は8兆3000億元で3位。浙江省は7兆元超えで4位。
トップ4の省は、今年のGDP成長率をどのように設定しているのだろうか。広東政府活動報告は5.5%前後、江蘇省と山東省は5.5%以上、浙江省は6%前後としている。
投資について、広東省は「インフラ投資を適度に前倒しで行う」ことを明らかにし、かつ今年の固定資産投資の伸び率を前年比で8%にするとした。
江蘇省は「効果的な投資を積極的に拡大」し、220件の省級重大プロジェクト、特に100億級象徴的プロジェクトの建設に取り組み、民間資本の弱点補強などの重大プロジェクトへの参加を奨励することで、民間の投資の活力を全面的に引き出すとした。
山東省は2000件の省級重点プロジェクトを打ち出し、プロジェクト投資を持続的に拡大する。
浙江省は重大プロジェクトの建設を強調し、重大プロジェクトの建設を手がかりとし構造最適化及び投資拡大の「1+9」行動を実施する。効果的な投資を拡大し、投資構造を最適化し、投資の効果・利益を高め、効果的な投資の伸び率を6%前後とする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月5日