ロシアの行動の背景には中国の支持があると米側が示唆したことについて、外交部(外務省)の華春瑩報道官が24日の定例記者会見で、「そのような主張を聞いたら、ロシア側は喜ばないだろう。ロシアは安保理常任理事国であり、自主独立の大国だ。ロシア側は完全に自らの判断と国益に基づき、他に依存せず自ら外交戦略を定め、実施している。また、中露関係は非同盟、非対立、そして第三国を標的にしないことを基礎に築かれており、イデオロギーで線引きし、徒党を組んで『小集団』やブロック政治を行い、対立と分断を作り出す米側とは根本的かつ本質的に異なるということを強調しておかなければならない。「友でなければ即ち敵」という冷戦思考と、いわゆる『同盟』や『小集団』をかき集めるやり方に中国側は興味を覚えないし、模倣する気もない」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年2月25日