李克強総理は11日午前の記者会見で、「中国は終始、感染症対策と経済社会の発展を統括し、国際往来と協力を積極的に推進している。感染情勢の変化とウイルスの特徴によって、科学的かつ的確な感染症対策を行い、人民の生命と健康、正常な生産と生活秩序、産業チェーン・サプライチェーンの安全を保障していく」と述べました。
李総理はまた、「この2年間で新型コロナウイルスは数回も変異し、それを深く研究する必要がある。ワクチンによる保護、特効薬の開発なども強化しなければならない。現在、国際社会は団結して協力する必要がある。お互いの相互理解と包容性を増進させ、正常な世界に戻るため、ともに条件を作り上げていかなければならない」と呼びかけました。
李総理はまた、「中国はすでに肝心な企業やプロジェクトに対するファストトラックと特別ルートを開通しており、その正常な生産と経営を保障している。われわれは経験を積み上げるうえで、発生可能な変化に適時に対応し、次第に物流と人の流れを秩序正しく、滞りがなくなるように取り組んでいく」と述べました。(玉華、星)
「中国国際放送局日本語版」2022年3月11日