セルビアの首都ベオグラードで行われたサッカーの試合で、観客が横断幕を広げ、米国とNATOが過去数十年にかけて爆撃を行った、もしくは戦争を引き起こした国と地域を数え上げ、高らかに反戦歌をうたった。外交部の汪文斌報道官は21日の定例会見で、関連する質問に対して、「私も関連する報道に留意している。現場のサポーターは5本の横断幕により、過去数十年に米国とNATOの戦火に侵入・襲撃された国と地域を列挙した。グアテマラ、キューバ、ベトナム、コンゴ、ニカラグア、イラク、ユーゴスラビア、さらにはアフガニスタン、リビア、シリアなど、全世界の人々に再び米国とNATOによる過去数十年に渡る戦争の歴史を温めさせた。これはまた、世界で『戦争反対』を唱えている国自身が戦争を発動してはいけないのではないか、平和維持を唱えている国自身が平和を破壊してはいけないのではないか、自身の安全を守ると唱えている国自身が他国の安全を尊重すべきではないのかという深い思考を促した」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月22日