北大西洋条約機構(NATO)サミットは24日、共同声明を発表し、「国連憲章」による主権と領土保全の原則を含む国際秩序を守るようすべての国に呼びかけました。
これについて、外交部の汪文斌報道官は25日の定例記者会見で、「ウクライナ問題では停戦が目下の急務であり、対話と交渉が最も現実的で実務的な方法である。国際社会はロシアとウクライナ両国に対して、打ち合いではなく話し合いを奨励すべきである。集団的な対立は、その目的が絶対的な安全であろうとも、最も安全でない結果を招いてしまう。ウクライナは大国間のゼロサムゲームの最前線ではなく、東西の意思疎通の架け橋になるべきだ。米国とNATOは新たな冷戦よりも、ロシアとの対話を展開すべきだ。中国は国際社会と共に、ウクライナ危機の可及的速やかな政治的解決を後押ししたい」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2022年3月27日