ロシア・トゥデイ(RT)によりますと、ロシア調査委員会の責任者は、ペンタゴンの職員や米軍と関係の深い企業を含む軍事生物研究に関与している米国人を、自身の部署が明確に確認したと表明しました。2005年から2022年初頭にかけて、米国はウクライナにある生物実験室の研究に2億2400万ドル以上を投じたとのことです。
ロシアはウクライナで、米国防総省の命令に従って運用され、生物兵器製造に関与している可能性がある30の生物実験室を発見したと報道されています。押収された文書によりますと、2月24日のロシアによる対ウクライナ軍事作戦の開始当日、これらの実験室はペスト、炭疽、コレラ、その他の致命的な病気の病原体を「緊急廃棄」するよう命令を受けていました。
米FOXニュースのタッカー・カールソンキャスターは「ペンタゴンはウクライナの生物実験室をめぐる問題でうそをついている」と批判し、「米国はウクライナに秘密の生物実験室を持っているだけでなく、その実験室でやっていることは非常に危険で恐ろしい」と指摘しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年6月11日