アラブ首長国連邦のムハンマド大統領は1日にアブダビで、楊潔チ中国共産党中央政治局委員兼中央外事活動委員会弁公室主任と会談しました。
楊委員はムハンマド大統領に習近平国家主席からの挨拶を伝え、「中国はアラブ諸国が国家の主権と安全を守ることを断固支持し、アラブ諸国の内政に干渉するいかなる行為にも断固反対する。双方が『一帯一路』構想と『未来50年に向けた発展戦略』との連携を強化し、手を携えて新型コロナ感染症に打ち勝ち、民間航空、エネルギー、金融、投資、インフラ建設などの伝統的な分野での協力を絶えず開拓し、一連の新たな分野でより多くの協力のハイライトを打ち立てることを期待している。中国はアラブ首長国連邦と国際・地域事務における意思疎通と協調を強化するとともに、南南協力を深く展開し、中国とアラブ諸国の集団協力のレベルを絶えず高め、真の多国間主義を共に実践し、国際の公平と正義を共に守ることを願っている」と表明しました。
一方、ムハンマド大統領は中国共産党創立101周年に祝賀の意を示しました。ムハンマド大統領は、「アラブ諸国と中国の特別な全面的戦略パートナーシップは非常に重要な意義を持っている。アラブ首長国連邦は双方の発展戦略の連結と各分野の協力をさらに深め、『一帯一路』共同建設に積極的に参加し、長期的な視野に立って、地域と国際の平和的発展のために力を貢献していきたい」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2022年7月3日