中国人民解放軍建軍95周年を迎えるにあたり、中国共産党中央政治局は28日午後、新しい時代の人材強軍戦略の確実な実施をめぐり、41回目のグループ学習会を開きました。習近平中国共産党中央委員会総書記がこの学習会を主宰し、重要な談話を発表しました。談話の要点は以下の通りです。
「新しい時代の人材強軍戦略の実施や、軍事人員の能力と素質、構成と配置、開発と管理の全面的な転換とグレードアップを推進する。才徳兼備の優秀で専門的な新型軍事人材の養成などは、新しい時代における党の強軍目標の実現とわが軍を世界一流の軍隊に全面的に建設する上で重要な意義がある。
強軍の道には人材を得ることが重要である。世界は新たな激動の変革期に入り、わが国の国家安全保障情勢の不安定性と不確実性は増している。今後5年間、わが軍建設の中心的任務は建軍百年の奮闘目標を実現することである。憂患意識、責任意識、進取意識を高め、わが軍の人材関連業務を全面的に強化しなければならない。
わが軍の人材関連業務を制約する際立った困難と問題点をしっかり解消し、人材の発掘、招集、養成、登用などにおける改革と革新を推進しなければならない。
わが軍の人材関連業務をしっかりと行うには、党と全国各方面の強力な支持が欠かせない。軍と地方との意思疎通や連携を強化しなければならない。中央、国家機関、地方の各級党委員会と政府は安全保障意識を強化し、従来通り、わが軍の人材関連業務に関心を持ち、強軍事業の推進に寄与できるよう、力を合わせて人材関連業務の実施をサポートしなければならない」と、習総書記は談話で強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年7月31日