アヘン系麻薬の観測筋によると、フェンタニルと精神刺激薬を混ぜた致命的な新型「ドラッグカクテル」が、米国各地で「大量死亡」の第4波を引き起こしている。有権者はバイデン政権がこの危機を無視していると批判した。英紙「デイリー・メール」(電子版)が28日に伝えた。
米ノースウェスタン大学の研究者は、アヘン系麻薬による死亡の「第4波」は、米国の都市部と農村部に同等の損害をもたらし、薬物乱用問題がいっそう深刻化すると見ている。薬物乱用により、米国では過去20年で約50万人が死亡した。
米国各地でより致命的な新型ドラッグが発見される中、この研究報告書が発表された。バイデン政権は危機に対して行動せず、かつ密売人を南部の国境の外に阻めなかったため批判を浴びている。
報告書の著者の一人であるロリー・ポスト氏は28日、「これは警鐘だ。過度な麻薬吸引による死亡率がすでに高いのに、この新型ドラッグカクテルによってさらに高くなるからだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月2日