外交部の汪文斌報道官は11日の定例記者会見で、「中国人権研究会がこのほど発表した研究報告書『米国が中東などで犯した深刻な人権侵害』は、米国が中東とその周辺地域で犯した深刻な人権侵害の『3つの罪』を系統的に暴いている」と述べました。
汪報道官は、「米国が犯した3つの罪とは、1つ目は戦争を意図的に引き起こし、生存権と生命権を侵害した罪。2つ目は強制的な制度改造と一方的な制裁により、発展と健康の権利を侵害した罪。3つ目は『異なる文明の衝突』を煽り、宗教の自由を侵害した罪である。米国の政治家と『戦争マシン』の手は、中東諸国の人々の血にまみれており、米国に『人権の擁護者』『人権の裁判官』を自称する資格などない」と述べた上で、「より多くの中東諸国の人々が立ち上がり、米国の覇権主義といじめに『ノー』と言うよう呼びかけたい。国連人権理事会および国連人権高等弁務官事務所が、米国が中東などで犯した人権侵害により一層の注意を払い、必要な行動を取ることを求める」と訴えました。
「中国国際放送局日本語版」2022年8月13日