中国空軍の申進科報道官は29日の空軍航空開放イベントで、空軍の輸送機「運-20」が欧州の国際航空ショーに初参加することを明らかにした。新華社が伝えた。
申報道官によると、「運-20」の航跡は近年、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニアに及んでいる。新型コロナとの闘いにおいては、海外へのワクチン輸送に用いられ、国際人道救援活動においては、トンガやアフガニスタンに希望と友情を届けた。
吉林省長春市で開催中の空軍航空開放イベントで、「運-20」は飛行を披露。水滴型回転機動、小軌道急速戦闘着陸などの飛行動作によって、その卓越した操作性能を人々に示した。
「運-20」は中国が独自に開発・製造した大型多用途輸送機。長航続距離、大積載量、高速といった特徴があり、空軍の戦略的、象徴的、先導的装備であり、中国国際航空ショーや軍事パレードに複数回参加している。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年8月30日