今年のG7サミットで、バイデン米大統領は「グローバル・インフラ投資パートナーシップ(PGII)」を発表した。今後5年間で6000億ドル(1ドルは約138.5円)を調達して、発展途上国にインフラ整備のための資金を提供するというものだ。
しかし、この構想の重点分野は「クリーンエネルギー」「情報通信技術」「衛生システム」「ジェンダー平等」の4つとされており、米側の主張するインフラ整備と完全に一致するとは決して言えず、「羊頭狗肉」となることが大いに疑われる。「PGII」が真に人々に幸福をもたらすのか否かには、やはり大きな疑問符が付く。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年8月30日