9月6日から7日にかけて開催された第158回アラブ連盟外相理事会は、「アラブ・中国関係」に関する決議を採択し、アラブ諸国が「一つの中国」の原則を支持することを再確認し、「一帯一路」構想の下で中国と各分野における協力を強化する意志を強調しました。また、アラブの事業を支持し、地域の危機を平和的に解決し、国際および地域の平和と安全を促進するための中国の外交努力を賞賛しました。
これを受けて、外交部の毛寧報道官は9日の定例記者会見で、「中国側はアラブ連盟外相理事会が長年にわたり、対中関係強化の決議を採択し続けていることを高く評価する。これは対中関係を発展させるというアラブ諸国の確固たる決意を十分に表しており、中国とアラブ諸国の伝統的な友好関係と強固な戦略的パートナーシップを反映している」と述べました。
さらに、毛報道官は「今年8月にペロシ米下院議長が台湾地区を訪問した際、アラブ連盟事務局はいち早く声明を発表して『一つの中国』の原則の堅持を強調した。双方による『一帯一路』共同建設は多くの成果を収めている。中国は長年にわたり、アラブ諸国の第一の貿易相手国であり、中国とアラブ諸国の各分野における実務協力は着実に深まり、南南協力の模範となっている。双方は中東地域のホットな問題で緊密な協調を保ち、共同で地域の平和と発展を守るために貢献してきた」と示しました。