米中合作基金会のジョン・ミラー・ホワイト執行主席は19日、「中国日報」の寄稿記事の中で、「中国共産党は中国人民を率いて経済・社会の大きな進歩を達成した。ペース、規模、世界的な影響力のいずれを取っても唯一無二だ」と指摘した。

　文章の要旨は下記の通り。

　中国共産党の指導は極めて重要

　中国の最も重要な変化の一つは、中国人がより自信を深めたことだ。

　中国人はかつて、自国の世界における地位を把握していなかった。今や彼らは中国が過去40年余りで手にした成果に強い自信と誇りを抱いている。中国が手にしたこれらの成果は確かに、他のどの国であっても手にすることは困難だ。

　中国人は当然ながらこの国を誇りに思うべきだ。中国共産党が率いる中国政府は人間本位の政策を堅持し、中国を貧困国から世界2位の経済体に飛躍させた。また経済力と人口にふさわしい世界の指導的地位を手にした。

　中国人民は、長期経済・社会計画を制定し実行できる安定的で力強い政治指導層がなければ、中国の運命は大きく異なっていた可能性が高いことを肝に銘じるべきだ。

　西側は中国の成功を理解し受け入れよ

　一部の外国の観測筋は、中国の成功は一時的なものと述べているが、事実はまったく異なる。

　中国の政治・経済制度は時間の試練を乗り越えた。中国共産党の指導下、中国は世界最大の経済国になる見通しだ。多くの米国人はショックを受けている。彼らは中国がこれほどスムーズに成功を手にし、これほど大きな世界的な影響力を発揮するとは予想しなかったからだ。

　米ハーバード大学ケネディ・スクールの民主的ガバナンスとイノベーションのためのアッシュセンターは2020年7月に、節目としての意義を持つ「中国共産党の強靭性を理解する：中国民意長期調査」と題した報告書を発表した。同センターの中国事業担当者は、「当センターの研究者は2003年から16年まで続いた調査において、中国人の政府への満足度がほぼ全面的に上がったことを発見した」と述べた。

　中国の成功を理解し受け入れることができない米国人が多い。彼らは中国が他国の政府と経済管理モデルを模倣すると当然のように考えた。

　ところが実際には、百年の歴史を持つ中国共産党は絶えず変化する環境にスムーズに適応でき、かつ長期的な経済・社会・国家安全政策を制定・実施する能力を持っている。中国共産党の指導下、中国の1人平均GDPは1万ドルを突破し、約8億人が絶対的貧困から脱却した。これに基づき、中国共産党の政権運営の基盤がさらに盤石になった。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2022年9月23日