青海省教育庁によると、青海省政府は農牧地域の生徒が暖かく冬を過ごすために1953万6000元を出し、青海省農牧地域にある学校の暖房を支援する。
青海省には、1346カ所の寄宿制小中学校があり、学生は15万人ほどいる。多くの学校は、牛や羊の糞を燃料として暖を取っているが、ほとんどの学校には暖房装置がなく、布団や敷き布団も薄い。
青海省教育庁によると、青海省政府はこうした学生の暖房費用として1953万6000元を出し、燃料を補充するなどして、教室と寮の温度が18度以下にならないことを条件にした。
青海省は、青蔵高原の東北部にあり冬が長い。そのため全省の70%以上の地域では、暖房が必要な時期が10カ月にもなり、一番寒い時期だと最低気温は、零下19.8度から41.8度にも達する。
「チャイナネット」2008年1月16日