2007年1月28日から2月4日にかけて、第六回アジア冬季競技大会は中国吉林省の長春市で開催されることになった。
アジアオリンピック委員会に属する26ヵ国や地域からの選手828人が出場し、アジアの歴史の中で最も盛大な冬季競技大会となっている。日本の青森県で開催された第五回アジア冬季大会に比べれば、新規参加の国・地域の数は9つに達した。中国は女子選手79人、男子選手81人からなる160人の選手団を参加させ、史上最大の選手団である。中国選手団はスキー、ショートトラックスピードスケート、フィギュアスケート、スピードスケート、アイスホッケー、カーリングなどの種目に出場することになっている。中国選手の中には、世界チャンピオンの韓暁鵬選手、王曼麗選手、王濛選手、沈雪選手、趙宏博選手が含まれている。韓国、日本、カザフスタンはそれぞれ151人、137人、134人の強豪のそろった選手団を参加させた。
アジアオリンピック委員会にサポートされるアジア冬季競技大会は、アジアにおける最高レベル、影響力が最も大きな冬季競技大会である。アジアでオリンピックの精神を推し広めるアジア冬季競技大会は、スポーツの交流を通じて、アジア諸国、諸地域の人々の間の友情と相互理解を深める架け橋と見なされている。
アジア冬季競技大会は四年おきに開催され、第一回と第二回の大会主催地は日本の札幌、第三回大会の主催地は中国のハルピン、第四回大会は韓国のカンワン(江原)、第五回は日本の青森県で開催された。2002年10月3日、長春市は2007年第六回アジア冬季競技大会の招致に成功した。
日本の青森で開催された第五回アジア冬季競技大会で、中国の選手たちは金9、銀11、銅13を手にし、日本勢は金24、銀23、銅20の成績でメダルランキングのトップに輝き、韓国選手団は金10、銀8、銅10を獲得した。
「チャイナネット」 2007年1月