客家の民居群
郁南県の大湾鎮五星村には有名な古住宅がある。これらの古住宅は清や民国(1912~1949)年間に建てられたものである。これらの屋敷は客家の村落を基礎とし、のべ46基がよく保存されている。ここの屋敷は光儀大屋ほどの規模はないが、保存がよく、田舎の景色の中に点在している。屋敷はそれぞれに特徴をもつ。その内「臣昌桟大屋」「祺波大屋」などが有名だ。装飾はとても細かく、多くの彩色彫刻は百年を経ても色が褪せていない。「祺波大屋」には美しく刻まれた「梅・蘭・竹・菊」という屏風がある。夜になると柔らかい光を放ち、壮観そのものだといわれている。
交通、食事、宿泊
交通 広州から広三高速道路を利用して国道321号線に出る。南江口大橋を経て郁南県連灘鎮に到着する。また、広三高速道路から広梧高速道路に出て、雲浮出口で降りる。
食事と宿泊 竜山温泉ホテルでは、ゆっくりと旅の疲れを洗い流すことができる。雲浮の西江の魚類、茶洞の豆腐、羅定の皺紗魚腐、羅定の豆豉鶏、郁南の蟹粥がとても美味しい。
「北京週報日本語版」2007年8月16日