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外国人の西蔵旅行、「それほど遠くない時期に」解禁
発信時間: 2008-06-22 | チャイナネット
  西蔵(チベット)自治区の白瑪赤林・常務副主席は20日、国内外の記者の質問に答え、外国人の西蔵旅行解禁は「それほど遠くない時期」に行われる予定であることを明らかにした。ただ拉薩(ラサ)での聖火リレーが終わった直後の解禁は難しい状態だ。五輪聖火は21日午前、拉薩でのリレー活動を行い、同日午後に青海省へと運ばれる。「新華網」が伝えた。

  「3.14」暴力事件発生後、西蔵の各旅行会社は旅客の安全などを考慮して、西蔵ツアーの実施を一時停止した。その後、西蔵社会が徐々に安定し、旅行シーズンも到来したため、西蔵自治区は4月下旬、大陸部からのツアー受け入れを再開。5月1日には香港・澳門(マカオ)・台湾からのツアー受け入れも再開した。ただ外国人旅行客への開放はまだ再開されていない。

  白瑪赤林・常務副主席によると、「3.14」事件で大きなダメージを受けた西蔵の観光業は徐々に回復に向かっているが、国内外の旅客を全面的に受け入れる状態には達していない。多くのホテルやレストラン、観光地がさまざまな被害を受けており、復旧にはまだ時間がかかる。ただ、「西蔵の観光業の全面的開放はそれほど遠くない時期に行われる」見込みだ。

  「人民網日本語版」2008年6月22日
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