水郷の古い通り・蘇州の山塘街
japanese.china.org.cn | 2009-07-16
水郷の古い通り・蘇州の山塘街。山塘街は蘇州の西北部に位置し、東は閶門(しょうもん)から西は虎丘まで、全長3600メートル。唐代に造られ、すでに1100年以上の歴史があります。唐代の詩人、白居易は蘇州で刺史(地方の長官)を務めていたころ、住民が気楽に虎丘に遊びに行けるようにと、山塘河の土砂や石などをさらい、土手を広げたことから、交通と観光の機能を兼ね備えた山塘街が生まれたのです。
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山塘街という歴史文化遺産を保護しようと、2002年に修復計画がスタートしました。玉涵堂は明代の尚書(官名)、呉一鵬の旧居で、蘇州で最も完全な形で残り、面積最大の明代の住宅です。修復前はお茶の製造工場、また民居としても利用されていましたが、風雨でかなり傷んでいました。修復後は、「山塘人文風情館」や蘇州刺しゅうの工房、桃花塢木刻年画の展示館などが設けられました。内部の構造は完全な形で残っています。提灯を吊るし、鉄のたがを梁の木にめぐらし、1本の釘も使っていません。