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釧路空港に到着した中国人観光客を出迎える北海道の担当者。 |
今年の国慶節大型連休中、国内旅行と同時に、海外旅行も爆発的な人気を呼んだ。映画「非誠勿擾」によって中国で巻き起こった「北海道ブーム」に加え、日本で今年7月から中国人観光客の個人観光ビザが解禁となったことで、日本が中国人観光客の注目を集める目的地となった。全日空は日本各地をめぐる「日本まるごとツアー」を大々的にPRし、中国人観光客の呼び込 みに躍起になった。
北海道の阿寒湖、四姉妹居酒屋、斜里町の協会、網走の能取岬、JR北浜駅、朝日ヶ丘公園など映画の舞台となった場所で中国人観光客の状況を訊ねたところ、北海道網走市の観光事務担当者は、市内8つの主なホテルでは今年4月以降、中国人観光客が急増し、4月の宿泊客は前年よりも405.3%も増加したと記者に話し、映画「非誠勿擾」のロケ地を見にやってくる観光客がほとんどだという。
全日空中国室の朱金諾氏によると、中国人観光客を呼び込むために、全日空では今年10月8日から12月31日にかけ、中国と日本の往復航空券と日本国内の航空便4路線を好きに選べる日本全景パッケージを6100元で発売。JR東日本、中国銀聯などとも協力し、新幹線の利用や買い物でもお得な割引を用意した。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年10月20日
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中国人観光客に映画「非誠勿擾」の撮影の様子を語る「四姉妹居酒屋」の女将。 |
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北海道の観光協会に貼られた映画「非誠勿擾」のポスター。 |
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教会前で記念撮影する中国人観光客。 | |