北京市市政市容管理委員会は11日、冬の除雪作業に関する記者会見を開いた。北京市は今年の冬、141本の道路で融雪剤の使用を禁止する。主に北京の市街地6区、歩道、裏通りなど。57カ所の建設現場と市内の川・湖に雪を集め、自然に溶けた雪は地下水を補充する。また高速道路の積雪時の通行止めを回避する。除雪警報は青・黄・オレンジ・赤の4段階に分かれ、それぞれ小降り・中振り・大雪・豪雪に対応する。冬季五輪招致成功を受け、市民は延慶や張家口の雪見やウインタースポーツへの関心を強めている。京藏高速道路(北京〜チベット)の大雪時の通行止めを回避するため、首発集団などの関連部門は緊急対策に備えている。下り方向の15キロの重点区間に、13トンの大型除雪車を2台追加する。除雪車の時速は80キロに達し、短時間内にスムーズに除雪できる。首発集団運営管理部の孔祥傑部長は、「北京は今年、雪が降っても高速道路を閉鎖しない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月13日