資料によると、頤和園から南に移された文化財は2445点で、他にも528通の古文書が含まれる。1950年代に北京に戻された文化財は368点で、当初の15%のみ。磁器、玉器、青銅器が中心で、家具などの文化財も含まれる。これらの文化財は、頤和園の文化財の中心となっている。
この歴史を銘記するため、頤和園は1年の準備期間を経て、南に移された文化財と歴史資料を初めてまとめて展示した。一部の貴重な歴史資料を含む展示は、「南への移動」、「南西部の流転」、「北への帰還と分配」、「園に帰った文化財」という4つの内容に分かれる。これは2445点の貴重な文化財が戦乱を避け、18年間に渡り各地を転々とし、最終的に頤和園に戻った過程を反映している。
展示は2016年2月まで。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月30日
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