11月20日、ソウルの明洞では中国人ツアー客の姿をあまり見かけなくなっている。
11月初め、韓国メディアは中国のツアー客3000人が韓国を訪れると伝えたが、誤情報であることがわかり、首を長くして待っていた韓国の業者を失望させた。韓国メディアは20日、上海からのツアー客25人が今月下旬に済州を訪れると伝えた。
しかし、済州メディア『済民日報』は27日、これらの観光客のツアーは全てキャンセルされたと報じた。記事は、中韓の「THAAD」問題勃発後8カ月ぶりに中国のツアー客が韓国を訪問すると思われたが、突然キャンセルし、島の観光業界に冷水を浴びせるようなものだと不満を示した。
過去の済州島は中国人観光客であふれていた
済州の某旅行会社は、今月末に中国の上海を出発し、済州で3泊4日するはずだった25人のツアー客がキャンセルしたと明かした。社長は、中国のツアー客が韓国に戻るのは早くて来月になると見ている。済州道観光協会の金映珍会長は、「現状を見ると、中国のツアー客はまだ戻らないだろう」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月28日