中国湖南省の張家界が、独特の観光資源をもとに100億元の投資を呼び込んだ。11月23日の第8回湘商大会及び第5回湘南投資貿易商談会重大プロジェクト契約セレモニーで、香港寧邦集団が投資する張家界寧邦国際広場プロジェクトの契約が締結された。投資総額は約100億元に上る。
『北京商報』記者によると、寧邦集団は2014年に設立された都市商業総合開発を手がける外国資本の企業。張家界寧邦国際広場プロジェクトは都市大型総合プロジェクトで、同市の経投集団公司と香港寧邦集団有限公司が提携する。場所は張家界資沙堤高鉄新区にあり、西側が武陵山大道、南側が琵琶街、東側と北側が太極渓に面し、用地面積が約700ムーに上る。
同プロジェクトは、張家界の観光機能の一体的整備や都市新区開発のニーズを考慮し、国際ブランド5つ星ホテル(会議・イベント機能と3000㎡以上の宴会場を完備)2軒、ショッピングセンター(大型映画館付き)、ショッピングモール、観光リゾートコンドミニアム、スマート住宅街区を造成する。投資総額は約100億元。年内に第1期の建設用地を確保し、2018年初めに着工し、2年で完成する予定だ。この開発・建設が張家界の国際化水準を上げ、観光の高度化を後押しする。