2016年3月、中国企業の社員数千人が仁川でのパーティーに参加予定だった
韓国聯合ニュースなどが以前伝えたところによると、仁川観光公社は7日、中国の某医療機器会社から3000人が韓国を訪れるという話があったと明かした。この団体は12月に大同から列車で威海に行き、船で仁川とソウルに行く予定で、具体的な日程は調整中だという。また報道によると、同集団は3月にも1万2000人規模の韓国ツアーを計画していたが、中韓両国の「THAAD」問題により計画は流れた。仁川観光公社は、同集団は韓国ツアーを再び計画し、中韓関係の緩和を促すとみている。
韓国メディアが次々と報じたが、わずか30分で茶番劇となった。韓国観光公社(韓国観光の普及を担当する政府機関)は同日、「中国側からの情報はまだない」とコメント。韓国の『中央日報』が中国に支部を設立し報道にあった中国企業を確認したところ、「そのような計画はない」という答えが返ってきた。
央視網によると、韓国外交部の康京和長官は今月21日に中国を訪問し、中国外交部の王毅部長は22日、北京の釣魚台国賓館で康京和長官と会談した。王毅部長は、「韓国側が引き続きTHAAD問題を適切に処理することを望む。中国側は韓国側と相互理解を深め、ずれを極力減らしたい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月28日