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アグリツーリズムが活況、第1四半期の全国の観光客数は7億人超

中国網日本語版  |  2025-04-21

アグリツーリズムが活況、第1四半期の全国の観光客数は7億人超。

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発信時間:2025-04-21 14:54:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

春の行楽日和で、アグリツーリズムの絶好の季節だ。花見、茶摘み、春の山、民宿、ショー。アグリツーリズムが最近、盛り上がりを見せている。文化・観光部データセンターの計算によると、今年第1四半期の全国アグリツーリズム観光客数は前年同期比8.9%増の7億700万人で、全国アグリツーリズム観光収入は同5.6%増の4120億元。

中国のアグリツーリズム市場規模が持続的に拡大し、産業チェーンが持続的に延伸し、総合的なけん引力が日増しに顕著になっている。全国のアグリツーリズム観光客数は近年、年平均で20%超増加している。アグリツーリズムの力強く発展する市場は、人々の田園生活への憧れを担っている。

尽きることなき観光客は、1000億元級の消費市場の形成を支えた。需要のけん引を受け、農村の資源が特色産業に変わった。文化・観光部のデータによると、全国で現在すでに1597のアグリツーリズム重点村・鎮が指定されており、6万以上の行政村がアグリツーリズム経営活動を実施している。アグリツーリズム商品は観光、レジャー、ヘルスケア、避暑、氷雪、研究・学習などのニッチ分野を網羅。農業農村部のデータによると、中国の昨年のレジャー農業売上高は9000億元弱で、観光業のシーン創出と業態融合が最も活発な分野の一つになった。

高度化が続くアグリツーリズムは、特色栽培、生態養殖、農産物加工、民俗ショー、農村ECなどの業態の発展を効果的にけん引した。農村部住民の生産のリズムと生活の様子に大きな変化が生じた。アグリツーリズムの「連農帯農」の効果がより顕著になり、田園が景勝地に、民家が民宿に、特色農産物が贈答品になった。村人は現地や付近での就業を実現した。文化・観光部のデータによると、今年第1四半期の全国のアグリツーリズム就業者数は前年同期比2.2%増の712万人。

農村は国内客から好評を博しており、徐々に外国人客が美しい中国を理解し、中国文化を感知するための窓口になっている。プラットフォームのデータによると、海外からのアグリツーリズムの予約が安定増を保っている。国連世界観光機関が昨年末に発表した「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」リストには、中国が申請した雲南阿者科村、福建官洋村、湖南十八洞村などの7つの農村が入選し、計15で世界一となった。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月21日

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