紫金鉱業のダムが崩壊し28人が死亡か行方不明

紫金鉱業のダムが崩壊し28人が死亡か行方不明。

タグ: 紫金鉱業 ダムが崩壊 事故

発信時間: 2010-09-28 16:29:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

広東省が事故原因を調査

台風11号による暴雨で21日10時頃、広東省信宜市にある紫金鉱業「銀岩錫砿」の尾鉱ダムが崩れ、28人が死亡や行方不明になった。広東省政府は事故の調査処理グループを設け、全面的な調査を実施している。

紫金鉱業は紫金鉱業集団株式有限公司傘下の全額出資会社で、今は全面的に生産を停止し、政府による救援に協力中だ。

広東省、市、県の3級の環境保護部門は連日にわたって調査した結果、銭排河と黄華江の各水質指標はまだ地表水Ⅱ類の基準を超えておらず、水質は汚染されていないと発表した。環境部門の調査によると、ダム崩壊の下流は銭排河で、30キロ余り行くと黄華江と合流し、再び約30キロを行くと広東省と広西チワン自治区が接する断面に達し、沿線の広東省には飲用水の取水口はない。

下流9万キロで魚が死亡

広西省チワン族自治区梧州市の水産畜産獣医局によると、22日から当局には続々と、大量の魚が死んでいるという関連部門からの報告が届いているという。

27日までに黄華河流域で死亡した魚は9万4000キロに上り、死亡原因はまだ分からない。梧州市水産部門は死んだ魚の標本を自治区の関連検査部門に送っており、近日中に検査結果が出てくる見通しだ。

梧州市は、死亡した全ての魚の加工や食用、輸送、販売を禁じており、処理の原則に沿って緊急に処理するよう求めている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年9月28日

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