延坪島(ヨンピョンド)海域で海上射撃訓練を計画した韓国に対して朝鮮側が「強く反撃する」と警告したことを受け、国連の潘基文(パンギムン)事務総長は17日「朝鮮半島の緊張緩和と対話による平和と安全の構築を期待する」と述べた。
ロシア外務省は韓国と米国のモスクワ駐在大使を呼び、緊張を激化させないよう韓米両国に訓練停止を要請した。
また、クローリー米国務次官補も緊張緩和への期待を示した。
中国の張志軍外交部副部長は18日、「朝鮮半島に住む7000万人以上の国民の安全を第一に、武力衝突を再発させないよう、南北双方はいずれも冷静さを保つべきだ」と改めて対話の再開を呼びかけた。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年12月19日