中国チベット自治区は今後5年間に様々な優遇政策を制定し、文化産業を発展させていくことを決定した。
チベット自治区はこのほど、文化産業の発展推進に関する決定を発表した。この中で、一部の文化産業に対して税収の優遇政策を実施する方針を打ち出した。また、政府は様々な形式を通じて、文化産業基地の建設を支援し、文化企業における新技術や新製品、新工芸の開発を奨励していく。2015年までに、文化産業が自治区の総生産に占める比率を3%以上に引き上げ、2020年までに、公共文化サービス能力を全国の平均水準に近づけるよう取り組む他、文化産業をチベットの柱となる産業にするということである。
2011年、チベットは文化事業の発展基金を去年より80%以上引き上げ、1億8800万元余りの資金を充当すると計画している。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年2月7日