トルコの大都市イスタンブールで開かれていた第4回国連最貧国会議が13日閉幕した。会議では、『イスタンブール宣言』と『最貧国未来10年の行動計画』が採択され、48の最貧国の今後10年の発展の青写真が描かれた。
この宣言は世界的なパートナーシップや、国際社会の支援強化、資源優位性の発揮、貧困撲滅、持続可能な発展を通じて、今後10年間、世界の48の最貧国の数を半分に減らす目標を出した。
行動計画では、生産能力、インフラ整備、エネルギー、科学技術、革新、私営経済の発展、農業と食糧の安全確保、貿易、社会の発展、教育、訓練などを優先的に発展させる分野としている。
今回の会議で先進国は、GDP・国民総生産の0.15%から0.2%を最貧国政府の発展支援にすることに同意した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年5月14日