中国の鄭万通政治協商会議副議長は12日ニューヨーク国連本部で、パン・ギムン国連事務総長と会談し、「中国は、引き続き国連と国連事務総長を支持し、協力する」と表明した。
鄭副議長は、「中国は、国連が各分野で展開している活動に、積極的に加わり、支持する。また、重大な国際・地域問題について、国連との意思疎通を密に行い、良好な協力を促進する。2012年にブラジルで開かれる国連持続可能な開発のための世界会議(Rio+20)は、各国がともに、資源・環境のバランスのとれた持続可能な発展を実現する上で、指導的意義を持つ」と語った。
パン事務総長は中国側の姿勢を評価し、「中国は国連の重要な加盟国のひとつとして、引き続き国連の各分野における活動で積極的役割を発揮し、共に気候変動や持続可能な発展など、地球規模での問題の解決を促していくよう願っている」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年5月14日