4月、北京で第二回中国・ラテンアメリカ青年フォーラム(以下:フォーラム)が開催された。ラテンアメリカから多くの政治家たちが中国を訪れ、中国の現状及び間もなく成立90周年を迎える中国共産党の発展を体感することとなった。
チリ共和国急進社会民主党のペドロ・ネッラ(音訳)副総事務長は、次のように述べた。今回のフォーラムは、中国を様々な角度から理解するための機会を与えてくれた。中国共産党は組織構成が整った秩序ある政党で、13億人の大国を治める素晴らしい能力を持っている。また、世界の共産党国家の中で唯一、市場経済の原則を実行している点にも深く感服する。
左翼の社会民主党員、メキシコ革命的制度党のデービット・ボーン・デラカーザ(音訳)氏によると、中国共産党は非常に興味深いモデルで、その制度は共産党内部において民主派の代表と共通認識を図ることを基本として運用しつつ、国家として改革開放を推進し、中国経済に現在のような競争力を持たせ、その成果を世界に示している。また、中国共産党は巨大な組織で、様々な分野の党員で構成されており、特に若手の党員数が非常に大きい。更に、中国共産党が今、最も力を入れているのは、教育問題や若者たちに自ら入党させ民主そのものやその重要性を理解させるための方法であるという。
コロンビア国民統一党のガブリエル・ゴメス(音訳)氏によれば、中国共産党は13億人の大国を管理できる能力を持つ組織で、その政権運営能力は人民の幸福を保証するものである。中国共産党が実行している市場経済原則は、国民に様々なチャンスを与えると同時に、貧困を減らすための重要な道である。