四川省のジャイアントパンダ国家公園・王朗エリアの職員は最近、赤外線カメラのデータを回収した際、中国国家一級保護動物であるハゲワシの映像を発見した。同エリアでハゲワシが撮影されたのは今回が初めてのことだ。中国新聞網が報じた。
同映像が撮影されたのは1月16日で、ハゲワシ1羽が雪の上に降り立ったまま周囲を見回している映像と、2羽が翼を広げて飛んできて降り立った後、翼をおさめる様子の映像となっており、その体のサイズは小さくない。
同エリアでは、2020年から高山動物のモニタリングが保護区の通常モニタリングに正式に組み込まれ、これまでに、アカミミナキウサギやハイイロネコ、イイズナ、チベットセッケイ、ユキヒョウといった動物の撮影に成功してきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年3月20日