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中国の新エネルギー開発
発信時間: 2007-12-12 | チャイナネット

増加する小規模水力発電所

中国国電集団公司の責任者が明らかにしたところによると、今後、新疆ウイグル自治区、甘粛省、内蒙古自治区、河北省、および東北・東南地区の沿海の6カ所で100万キロワット級風力発電所の開発・建設を進める予定だ。中国政府が制定した「再生可能エネルギーと新エネルギーをめぐる国際科学技術協力計画」もまもなく始動する。国家能源(エネルギー)弁公室の徐錠明副主任はこのほど行われた第2回中国エネルギー戦略国際フォーラムで、「これからの中国のエネルギー界はクリーン、高効率、多様、持続可能といった方向に向かう」と発言した。

小規模水力発電所とは、一般に設備容量が5万キロワット以下のものを指す。中国の開発可能な小規模水力発電資源は世界の約50%を占め、資源分布は広範囲に、特に広大な農村地域や辺鄙な山間地域に及んでおり、各地域の状況に合わせた開発利用が可能だ。小規模水力発電は地方経済を発展させ、各地の電力不足問題を解決するだけでなく、投資家にも目に見える形でリターンをもたらすことができる。

2005年の統計資料によると、中国の小規模水力発電所の発電量は1300億キロワット時に達し、送電先は国土の約2分の1、県の3分の1、人口の4分の1をカバーする。「2006~2007年の中国小規模水力発電業界の分析・投資コンサルティング報告」によると、国の各種優遇政策に後押しされる形で、全国に小規模水力発電所の建設投資ブームが起こり、特にここ数年は民間企業の投資が増えている。

写真は河北省張家口市張北ハ上にある風力発電所。

※ハは土偏に「覇」 

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